こんにちは、おかるです。今回は韓国旅行に欠かせないプリペイドカード『WOWPASS(ワウパス)』と『NAMANEカード(ナマネカード)』の違いについて徹底的に解説します。韓国旅行を予定しているけど、一体どちらのカードを作ったらいいの?と悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね♪
・WOWPASSとNAMANEカードの違いがわかる
・WOWPASSとNAMANEカードのメリット・デメリットがわかる
・どんな人にWOWPASSがおすすめかわかる
・どんな人にNAMANEカードがおすすめかわかる
結論としては、どちらも一長一短なので使い方によっておすすめのカードが異なります。
■WOWPASSがおすすめの方
円でチャージがしたい
ウォンの現金も使いたい
(2023年12月からWOWPASSもクレカチャージができるようになりました!)
■NAMANEがおすすめの方
クレジットカードでチャージがしたい
現金は使わない
カードデザインにこだわりたい
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WOWPASSとNAMANEカード比較
比較一覧表
WOWPASSとNAMANEカード比較表を作ってみました。
主な違いは、円チャージの可否・クレカチャージの可否、交通カードへの残高移行の可否、カードデザインの選択肢の可否といったところです。
悩んだら下記の対比表を参考にしてみてね
WOWPASS | NAMANEカード | |
---|---|---|
オフライン決済 | どこでも可 | どこでも可 |
円チャージ | ◯ | × |
ウォンチャージ | ◯ | ◯ |
クレジットカードチャージ | ◯ | |
交通カード機能 | ◯ | ◯ |
交通カードへ残高移行 | × | ◯ |
残高引き出し | ◯ | △ |
チャージ上限 | 100万ウォン | 50万ウォン |
カード作成初期費用 | 5000ウォン | 7000ウォン |
カードデザイン | 1種類 | カスタマイズ可 |
アプリでの残高確認 | ◯ | ◯ |
カードの利用停止・再発行 | ◯ | ◯ |
有効期限 | 6年 | 55ヶ月 |
キオスク台数 | 70ヶ所+ | 66ヶ所+ |
運営会社 | Orange Square | KB国民カード |
オフライン決済
いずれのカードもクレジットカード決済が可能な店舗では利用可能です。決済端末にICチップを差し込んで決済する方式です。韓国は日本以上にカード社会なので、使えない店舗はほぼありませんが、オンライン決済や、現金決済しかできない一部店舗では利用できません。
円でチャージ
円でのチャージができるのはWOWPASSのみです。
一般的に韓国での換金手数料は
現地ホテル>空港内の銀行>市内の銀行>機械両替>市内の両替所の順番で安くなっています。WOWPASSは「機械両替」にあたるので、比較的良好なレートです。
またWOWPASSには「WOWPASS優遇レート(※チャージレート50%OFF)」が常に適用されているので、現金を引き出す機械両替よりも若干レートが良い傾向にあります。
最安ではありませんが、利便性を考えるとWOWPASSでの円チャージは総じてリーズナブルでおすすめです。
ウォンでチャージ
ウォンでのチャージはどちらもカードも可能です。街のお安い両替所で換金をしてからチャージをすると経済的ですね◎
クレジットカードでチャージ
クレジットカードでのチャージができるのはNAMANEカードのみです。
(2023年12月からWOWPASSもクレカチャージができるようになりました!)
キオスクでのチャージはもちろん、アプリからもチャージが可能で利便性抜群です。少しでも時間が惜しい海外旅行ではとっても嬉しいサービスです◎
交通カード機能
WOWPASSには韓国のSuicaやPasmoのような交通IC機能「Tmoneyカード」の機能が搭載されています。カードをタッチする方式の決済方法で地下鉄、バス、タクシーなどの交通機関に加え、コンビニなどのTmoneyの提携加盟店で利用可能です。
NAMANEカードも同じくタッチ決済の交通IC機能が搭載されています。バス、地下鉄、電車など公共交通機関で利用可能なのはTmoneyと同じですが、コンビニは今のところCUとStoryWayでしか使えないようです。その他、Rail+シールを貼っている提携加盟店で利用可能です。
交通カード残高移行
WOWPASSからTmoneyへ直接残高を移行することはできません。Tmoneyへチャージしたい時は、一旦現金を引き出してTmoneyがチャージできる地下鉄の券売機やコンビニなどでチャージをする必要があります。
一方NAMANEカードはアプリ内でPAY残高から交通残高へチャージをすることができます。いちいち機械を探さなくていいので、これはとっても便利ですよね。
残高引き出し
WOWPASSは両替機からカード残高の範囲で引き出しが可能です。1回につき100,000ウォンまで引き出しでき(引き出し手数料1,000ウォン)、回数制限はありません。引き出しできる通貨はウォンのみとなります。
NAMANEカードの残高引き出しは複雑です。残高を引き出すには7営業日必要だったり、チャージした金額の60%使わないと引き出すことはできなかったりと制限があります。
チャージ上限
NAMANEカード・・・上限50万ウォン
WOWPASSの方がチャージ上限は高いですね。
また内臓されている交通カードについては、上記とは別枠でそれぞれ50万ウォンチャージ可能です。
カード作成初期費用
それぞれのカード発行手数料は下記の通りです。
WOWPASS・・・・5,000ウォン
NAMANEカード・・7,000ウォン
手数料が意外とお高いなあ・・・
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カードデザイン
WOWPASSのカードデザインは1種類だけですが、NAMANEカードは好きな写真でオリジナルデザインのカードを作ることができます。
カードデザインは専用のNAMANEカードアプリで事前に作れるので、日本でじっくりとお気に入りの写真を選ぶことができます。
推しの写真やペットの写真などにする方が多いみたいです♪
アプリでの残高確認
どちらのカードも専用のアプリで残高がチェックできます。
利用履歴も確認できるので、旅行中何にどれだけ使ったのかがわかって便利です。
WOWPASSアプリ
WOWPASS: キャッシュレスで韓国旅行
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NAMANEカードアプリ
NAMANE: プリペイド&交通カード
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カードの利用停止・再発行
万が一カードを紛失してしまった時には、どちらのカードも一時利用停止と再発行が可能です。
アプリからボタン1つでカードの停止が可能です。一時停止したプリペイドカードは決済に使用できず、チャージしたカード残高はアプリに安全に保管されます。カードが見つかったら一時停止を解除していつでもまた使用できます。Tmoney残高は一時停止不可です。
再発行は3,000ウォンかかります。
こちらもアプリから一時停止が可能です。カード一時ロック及び解約はpay残高のみに有効で、交通残高はアプリで一の時停止は不可です。
再発行はアプリから顧客センターに問い合わせをし、PAYクーポンを発行してもらって新しいNAMANEカードにチャージする必要があります。
有効期限
カードの有効期間はカードの製造日から6年です。カードの有効期間とは別に、チャージした残高の有効期間は最後のチャージ日またはカードの再発行日から6年で、カード自体の期限が切れてもカードの再発行を受ければ残りの残高を使うことができます。
NAMANEカードの有効期限は発行後55か月です。 カードの有効期間が終わっても残高が残っている場合は90%の払い戻しが可能です。
キオスク台数
NAMANEカードキオスク66ヶ所
どちらもだいたい同じぐらいの台数ですね!いずれも空港や駅など、アクセスの良い場所に設置されています。またいずれのカードもソウル市内以外に大邱や釜山などの主要都市にも設置されています。
運営会社
WOWPASSの運営会社は韓国で外国人観光客向けに無人両替サービスを提供しているOrange Squareという会社です。オレンジスクエアはソウル地下鉄を運営するソウル交通公社および韓国No. 1交通カード会社のTermneyと公式提携しました。
WOWPASSは外国人向けのサービスなので、パスポート1つにつき1枚の発行となります。
韓国の大手銀行の1つであるKB国民銀行の子会社のKB国民カードが運営しています。こちらは外国人のみならず、現地の韓国人も作成可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どちらのカードも一長一短でしたが、WOWPASSがクレジットカードチャージができるようになったことで、利便性にはWOWPASSに軍配があがったかなと思います。見た目にこだわってオリジナルカードを作りたい方はNAMANEカードがおすすめです。
自分にとって最適なカードを作って、快適な韓国旅をお過ごしくださいね♪